サッカー日本代表として3度のFIFAワールドカップ(W杯)に出場し、6月に37歳になった本田圭佑が「9月にはプレーするつもり」と復帰を公言した。

この1年以上、手術を受けた膝のけがもあり、所属クラブがなくプレーしていない。ただ、現役サッカー選手であり続け、指導者としてW杯優勝という壮大な目標を掲げている。

投資などビジネスの面においても、相変わらず精力的な活動を続けているが、14日、ツイッターに「去年から、いまだに膝の痛みが残っている。だが、もっともっと自分を追い込む。そうしなければ、膝はよくならない。だから、9月にはどこかでプレーするつもりだと、伝えたい」と、英語で書き込んだ。

22年10月12日にはSNSで「膝の手術を受けました。すぐに復帰します。できる限り長くプレーしたい」と報告。その後、車いす、松葉づえ姿からリハビリを開始した。

所属クラブで選手として最後にプレーしたのは、リトアニアの強豪スドゥバでの21年11月4日、同国Aリーグのザルギリス戦(ホーム)。実質的な監督として活動していたこともあり、36歳の1年間は選手として1分もプレーしていない。

ただ、指導者ライセンスを持たない異色の指導者として、現役のプレーヤーだからこそ得られる情報や知見を、指導者としてすぐにピッチでの指導に生かそうとしており、選手へのこだわりは強い。

ピッチでプレーする本田の姿を再び、秋には見ることができそうだ。一体、次はどの国、どのリーグを選ぶことになるのかも、気になるところだ。