フランス1部パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマール(31)が今夏に退団する意向であることをクラブ側に伝えたと7日、フランス紙レキップが報じた。古巣のスペイン1部バルセロナへの復帰を望んでいるという。2017年に史上最高額となる移籍金2億2200万ユーロ(当時約289億円)でバルセロナから加入し、契約は27年6月末まで残る。

ただ、スペインのメディアなどによると、バルセロナはシャビ監督を筆頭にコーチングスタッフがネイマールの復帰に否定的で、移籍が実現する可能性は低いと伝えている。

ESPN電子版によれば、両チームの話し合いは行われていないようで、パリSG側はネイマールの退団を受け入れる構え。完全移籍を望んでいながらも、期限付き移籍の交渉にも前向きだという。いずれにしても、フランス代表FWエムバペの動向だけでなく、ネイマールの今後も不透明になった。