イタリア・セリエAは21日、各地で開幕節が行われ、ACミランは敵地でボローニャを2-0で下して白星発進した。チェルシー(イングランド)から新加入の米国代表FWプリシッチ(24)が初ゴールを含む2得点に絡む活躍を見せた。

前半11分にフランス代表FWジルーの先制点の起点になるクロスを送ると、同21分には右サイドからドリブルで切れ込み、ジルーとのワンツーから右足で強烈なミドルシュートを突き刺した。

ジルーとはチェルシー時代にともにプレーしており、「またアシストしてもらえてうれしかった。(ACミランへの移籍は)私のキャリアの中で完璧なステップのように感じた。このチームの一員になれたことに興奮している」と喜んだ。

ACミランは今夏、6人の新戦力を加えた。プリシッチは昨季限りで引退した元スウェーデン代表FWイブラヒモビッチの背番号11を引き継いだ。「穴埋めしようとは思っていない。彼はレジェンドだけど、新たなスタート。私の好きな番号」。米国代表の背番号10で、チェルシーでも10番を背負ったMFが、イタリアの名門クラブの新11番として好スターを切った。