サッカープレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは胸スポンサーについて、現在の「TeamViewer」(ドイツに本社を置くリモート接続プラットフォームを提供するテクノロジー企業)から、来季は米通信機器、半導体大手クアルコム社の「Snapdragon」(モバイル集積回路製品)ブランドになると発表した。

SnapdragonはすでにマンUのグローバルパートナーとなっており、そのスポンサー契約が拡大された形だ。

クラブは契約内容については明かさなかったが、関係者がESPNに語ったところによると、年間6000万ポンド(約113億円)に相当するという。

マンチェスターUは21年、その前のシボレーに代わりTeamViewerと5年契約を結んだ。しかしユナイテッドは昨年12月、TeamViewerと「相互に有益な合意」に達し、クラブに胸スポンサーの権利を買い戻すオプションが与えられたと発表していた。

「Snapdragon」は24-25年シーズン開幕からマンチェスターUの男女チームの胸スポンサーとなる。なでしこジャパン宮沢ひなたが着用する女子のユニホームの胸にもSnapdragonの文字が入ることになる。

ユナイテッドは今年7月にアディダスと9億ポンド(1700億円)の契約を結び、公式ユニホーム供給パートナーシップを10年更新していた。