トルコサッカー連盟は21日、同国代表監督にイタリア人のビンチェンツォ・モンテッラ氏(49)が就任したと発表した。契約期間は3年。20日にドイツ人のステファン・クンツ監督(60)を成績不振のため解任していた。

元イタリア代表FWのモンテッラ氏は現役時代にサンプドリアやローマなどで活躍。セリエA通算141ゴールを記録した。引退後はフィオレンティナ、サンプドリア、ACミランなどで監督を務め、スペイン1部セビリアも指揮。21年夏からトルコ1部アダナデミルスポルを率い、22-23年シーズンはクラブ史上最高の4位躍進に導いた。

トルコ代表は12日にベルギーのゲンクで行われた日本との国際親善試合で2-4で敗戦。17日にクンツ監督が解任されると、トルコの複数のメディアが報じたが、その翌日に同国連盟は「事実ではない」とする声明を発表。しかし、その2日後の20日に同監督の解任を発表した。