サッカープレミアリーグのリバプールが、ユルゲン・クロップ監督の後継者プランの破棄を余儀なくされたと、英ミラー紙電子版が26日、報じた。
同紙によると、スペインリーグのレアル・マドリードが、今季終了後にブラジル代表監督に就任するアンチェロッティ監督の後任として、現在レーバークーゼンを率いているクラブOBのシャビ・アロンソ氏に白羽の矢を立てたという。
アロンソ氏は22年10月からレーバークーゼンを指揮。同クラブは現在ブンデスリーガで首位バイエルン・ミュンへンと勝ち点13で並ぶ2位と好調ぶりを発揮しており、アロンソ氏はヨーロッパで最も注目される指揮官の1人となっている。
リバプール周辺では、ユルゲン・クロップ監督の後継者問題がたびたび話題となってきたが、リバプールのOBでもあるアロンソ氏を後任として推す声も多かった。
しかしスペインのラジオ「マルカ」は、アロンソ氏がRマドリードの首脳陣からアンチェロッティ監督の後任に「選ばれた」と報じた。それが事実であれば、リバプールは「クロップ後」について、路線変更を余儀なくされる可能性が高い。