バルセロナのブラジル代表FWラフィーニャ(26)が全治3~4週間でクラシコ出場が微妙な状態だとスペイン紙スポルト電子版が29日に報じた。

ラフィーニャは29日に行われたスペインリーグ第8節セビリア戦に先発出場。チームがセルヒオ・ラモスのオウンゴールにより1-0で勝利し、暫定ながら首位に返り咲いた中、前半途中に右足を痛め、前半37分にフェルミンとの交代を余儀なくされた。

その後に受けた最初の検査で右足大腿(だいたい)二頭筋負傷と診断された。これによりこの後、最低でも来月4日のポルト戦、8日のグラナダ戦の欠場が決定的となった。さらに国際Aマッチ期間を挟み、22日のビルバオ戦、25日のシャフタル・ドネツク戦も出場できない可能性が高い。28日に開催されるレアル・マドリードとのクラシコに向けて調整することになるが、間に合うかどうかが微妙な状況であるとのことだ。

ラフィーニャは近々、けがの程度をさらに詳しく知るために新たな検査を受ける予定だが、ペドリ、デ・ヨングとともにバルセロナの負傷者リストに加わることになった。(高橋智行通信員)