不振が続いているチェルシーがアウェーの「ロンドンダービー」でフラムに2-0で快勝した。

チェルシーでは、今年1月にウクライナ人としての史上最高額、移籍金7000万ユーロ(約109億円)で2031年6月までの8年半の長期契約を結んだウクライナ代表FWミハイロ・ムドリク(22)が、0-0の前半18分にようやく移籍後初ゴールを挙げた。

1分後には22年末に膝をけがして以来、初の先発となったアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤ(22)が追加点を挙げた。

マウリシオ・ポチェッティーノ監督率いるチェルシーは、敵地クレイブン・コテージにやってくるまで、リーグ戦3試合連続で無得点に封じられ、今季プレミアリーグ6試合でもわずか5ゴールしか挙げられていなかった。

ただムドリクがハーフタイムで交代し、ブロヤも後半20分にメディカルスタッフの助けを借りながらゆっくりとピッチを後にした。

ポチェッティーノ監督は2人の状態について「ムドリクはよくやっていた。ハーフタイムに不運なことがあって。彼は太ももに違和感を感じたようだ。大きな問題でなければいいのだが。ブロヤも週末に向けて問題ないことを願っている」と説明した。

チェルシーは勝ち点を8に伸ばし、11位に浮上した。