韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督(59)は6日、W杯北中米大会アジア2次予選のシンガポール戦(16日)と中国戦(21日)に向け、代表23人を発表した。

トットナムFW孫興民(ソン・フンミン)ら既存のメンバーが順当に名を連ねた。唯一、負傷離脱していたJリーグ湘南GK宋範根(ソン・ボムグン)が5カ月ぶりに復帰した。

在宅勤務が多すぎて、韓国国内では批判を受けている同監督は、今回もメンバー発表の会見はなし。代わりに、韓国サッカー協会(KFA)が、各メディアやホームページにメンバーを公表しただけだった。以前、同監督は「発表した後、負傷者が出ることもあるし、合宿初日までメンバーの話はしない」と話していたが、多くの韓国メディアは「単に自宅で休みたいだけなのでは? 適切な理由ではない」などと批判の報道が続いていた。