ラツィオ(イタリア)が、セルティック(スコットランド)に2-0で勝利した。途中出場のFWインモビレが終盤に2得点し、勝ち点を10に伸ばした。その後の試合でアトレチコ・マドリード(スペイン)がフェイエノールト(オランダ)に勝利したため、決勝トーナメント(16強)進出が決まった。

ラツィオMF鎌田大地はベンチスタート、一方のセルティックFW古橋亨梧は3トップの中央で先発出場した。

その古橋は序盤に積極性を見せた。前半5分、ペナルティーエリア手前から左足シュートを放った。だがGKプロベデルにキャッチされる。その後は前線で細かく動きボールを引き出そうとするが、セルティックは効果的な攻撃ができず、シュートを打てないまま前半を終えた。

後半開始早々、古橋に好機が巡ってきた。敵陣でルーズボールを拾ったMFオライリーからのパスを受け、細かくステップを踏み右足でシュートした。しかしゴール枠左へ外れた。

0-0の拮抗した展開が続く中、ラツィオは後半16分にラツィオはFWインモビレを投入。次第にペースをつかみ、相手ゴールを脅かす。そして後半37分、ついに均衡を破った。

イサクセンが左足で放ったシュートが相手DFに当たり、ゴール前へこぼれる。ここに詰めたインモビレが左足で押し込み、先制点が生まれた。

後半39分、MFルイス・アルベルトに代わって鎌田が出場。さらに攻勢を強める中、イサクセンの浮き球パスをボックス内で収めたインモビレが相手DFをかわし、再び左足でゴールネットを揺らした。

アディショナルタイム、クロスボールに対しラツィオDFパトリックがひじを使ってファウルしたとしてセルティックにPKが与えられたが、VARの結果、ノーファウル。試合は2-0のままラツィオが勝利を収めた。古橋はフル出場したが無得点。鎌田も出場時間が短く、見せ場を作れなかった。

2点に絡み勝利に貢献したイサクセンは「(25日のセリエAの)サレルニターニャ戦でひどい試合(1-2の敗戦)をしたから、この勝利が必要だった。インモビレは素晴らしい選手で、ゴールを決め続け、我々を助けてくれる。彼のフィニッシュはトップクラスだ」とコメントした。

ラツィオは現在、セリエAで11位と低迷する一方で、欧州CLでは勝ち点をしっかり積み上げた。負傷者が3人、出場停止が1人いる状況での勝利に、サッリ監督は「3日おきにプレーすることを考慮し、先発を変える必要があった。そんな中でインモビレは2得点してくれた。彼のプレー時間やコンディションに注視した。疲れ切った状況でプレーするより、この日のように60分からプレーしてもらう方が好ましい」と説明。エースをあえてベンチスタートとし、勝負どころでの起用策が当たった。