フライブルクの日本代表MF堂安律(25)はアウェーのドルトムント戦に0-2の後半14分から出場した。チームは0-3で敗れた。試合はピッチ内にテニスボールなどが繰り返し投げ込まれ、何度も中断。後半18分過ぎには堂安がパスを受けたタイミングで複数の小さな黄色いボールが投げ込まれた。

約8万1000人のファンが集まった試合。AP通信によると、放送収入の株式を外部投資家に売却するというドイツリーグの計画に抗議して、両チームのサポーターがテニスボールなどをピッチ内に投げ込み続けたという。前半には約10分の中断があった。

AFCアジアカップ(アジア杯)帰りの堂安は、後半29分に右サイドから中央に切れ込み、左足でシュートを放つなど見せ場はつくったが無得点。チームとして上位チームを相手に完敗し、3試合連続3失点での3連敗となった。

【実際の動画】ピッチに投げ込まれる大量のテニスボール