韓国サッカー協会(KFA)は15日、ソウル市内で戦力強化委員会を開き、アジア杯の分析やユルゲン・クリンスマン監督(59)の評価などを行った。会議にはマイケル・ミュラー委員長ら8人が参加し、同監督の更迭で意見をまとめた。

委員会後、会見したKFAの皇甫官(ファンボ・カン)技術本部長は「会議は監督の去就問題が重点的に話し合われた。戦術の準備が不足していて、在任期間中に選手を直接視察して発掘しようとする意志が足りないとの意見が出た。国民の信頼を失っているとの意見もあった。多くの理由で、代表チームをまとめるリーダーシップに問題があると判断し、回復不可能との意見も出ていた。監督交代が必要との意見が大半だった。会議の結果は協会の幹部に報告する予定」と話した。

今後、同委員会の意見はKFAの鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長に報告される。最終的には同会長がクリンスマン監督の去就を決めることになる。