国際サッカー連盟(FIFA)が今日15日、ブンデスリーガのシュツットガルトに移籍した日本代表FW岡崎慎司(24)の「移籍紛争」に裁定を下す。日本協会の田嶋副会長は14日、自身が13日にした裁定の手順についての説明を訂正。FIFAが岡崎の新天地でのプレーを認めた場合、日本協会が臨時の国際移籍証明書を発行するのではなく、「FIFAがプレーするための許可を出す。日本協会とドイツ協会に通達が来る。その場合は証明書はいらず、許可のみでプレーができるようになる」とあらためて説明した。

 また、アジア杯終了後に岡崎が直接ドイツ入りした件について、清水の早川会長が日本協会の手配した航空券で強引に渡欧したと訴えていたが、日本協会関係者は「岡崎は日本協会が清水側と調整した結果、ドイツに渡った。それは確認しました」と反論した。

 [2011年2月15日8時4分

 紙面から]ソーシャルブックマーク