スペイン代表のデラフエンテ監督(65)がワールドカップ(W杯)決勝に向け、「輝きと才能が違いを生み出す試合をやるつもりだ」と意気込みを語った。
スペインは19日(日本時間20日)に開催されるW杯北中米大会の決勝でアルゼンチンと対戦する。この大一番を前にニューヨーク・マンハッタンのジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンション・センターで開かれた記者会見にデラフエンテ監督が出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。
スペイン代表指揮官はまず、「準優勝のチームは誰にも記憶されないと言われているが?」という質問を受けると、「決勝に進出できたことがすでに贅沢で光栄なことだと思う。W杯決勝に毎回進出し、そこで敗れることなら喜んで受け入れるよ。我々は優勝を目指して戦うし、相手はスカローニ監督就任以降、素晴らしい実績を残している強敵だ」と返答した。
決勝戦の展望と審判の影響力については、「面白い試合になるだろう。両チームとも素晴らしく、共通点もある。それぞれが自分たちの望む展開に持ち込もうとするだろうし、我々は輝きと才能が違いを生み出す試合をやるつもりだ。そして、審判はまず我々を助けるためにいる。そして、スペクタクルな試合を守るためにいるんだ」と見解を述べた。
準決勝フランス戦でPKを獲得した際に左足大腿部を痛めたFWヤマル(バルセロナ)の状態については、「何の問題もない。フィジカルコンディションは完璧だ」と説明。決勝戦への緊張について聞かれると、「この後ヘリコプターで戻るので緊張しているよ。それが心配の種だ。それ以外のことは緊張していない。とても落ち着いている」と冗談を言っていた。
スペイン代表監督就任以降、全ての大会で決勝進出を成し遂げている秘訣については、「ひたすら努力すること。それが秘訣だよ。物事がうまくいかない時も努力し、必死に取り組まなければならない。そして、その旅路で優れた選手やスタッフを周りに置くこと。しかし特に、良い仲間に囲まれていると実感することだ」と説明した。
最後に、アルゼンチンのスカローニ監督が汚いプレーや挑発的なプレーをするチームを作り上げたという見方が広まっていることを聞かれると、「私はそんな風には思っていない。アルゼンチンは南米選手権やW杯を制したチームだ。それに私の友人が監督を務めている。確かに彼らは武器を持っているが、それはサッカーに関するものだ」と完全否定した。(高橋智行通信員)


