[ 2014年2月12日10時15分 ]4位に終わった高梨沙羅。2回目を終え、唇をかみしめる(共同)<ソチ五輪:ジャンプ>◇11日◇女子ノーマルヒル(HS106メートル、K点95メートル)

 優勝候補に挙げられてきた高梨沙羅(17=クラレ)が、2回合計243・0点で4位にとどまり、メダルを逃した。

 メダルを逃した高梨は表情をこわばらせて言葉をつないだ。

 -五輪が終わった

 高梨

 今まで支えてくれた人たちに感謝の気持ちを伝えるためにここに来たので、いいところを見せられなくて残念。力不足を痛感させられた。

 -五輪は普段の試合と違ったか

 高梨

 自分では平常心を保っていたつもりだった。思い通りに飛べなかったのはメンタルの弱さだと思う。もっともっと強くなりたい。

 -自分の動きは

 高梨

 切れがなかった。

 -表彰台の3人を見て

 高梨

 おめでとうという気持ちと、自分もあそこに立ちたかったという悔しい気持ちになった」

 -周囲の期待は

 高梨

 力になった。それで練習も頑張れた。

 -4年後に向けて

 高梨

 五輪に行けるようにもっともっとレベルアップしないといけない。チャンスをもらえたら、今回の悔しい気持ちをばねにして、いいところを見せたい。