日本陸連は6日、今年の表彰選手を発表し、最優秀選手に8月の世界選手権男子50キロ競歩で銀メダルを獲得した荒井広宙(自衛隊)を選んだ。男子100メートルで日本人初の9秒台となる9秒98の日本記録を樹立した桐生祥秀(東洋大)は特別賞となった。

 今春に東京・城西高を出て9月に米フロリダ大に進学したサニブラウン・ハキームは、世界選手権の男子200メートルで史上最年少の決勝進出、7位入賞の好結果で優秀選手賞に選ばれた。同選手権3位に入った男子400メートルリレーの多田修平(関学大)飯塚翔太(ミズノ)桐生、藤光謙司(ゼンリン)ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)も優秀選手賞に名を連ねた。多田は新人賞にも選ばれた。19日に東京都内で表彰式が行われる。