名古屋ウィメンズマラソンで2時間23分7秒の3位になった関根花観(22=日本郵政グループ)がレースから一夜明けた12日、日本記録の更新を目標に掲げた。

 名古屋市内で練習前に取材に応じ「今からデカデカと言えないですけど、男子も日本記録が出たので。それを目指したい」と話した。その上で「まずは(2時間)20分を切れるところから」と続けた。

 記録を出すことは20年東京五輪代表にも直結する。初マラソンの名古屋ウィメンズでは東京五輪の代表2枠を決めるグランドチャンピオンシップ(19年秋以降、GC)の出場権を獲得した。もし、それまでに2時間21分0秒を切る記録を出せれば、GCで3位だったとしても、東京五輪代表に内定する可能性が出てくる。過去にはシドニー五輪金メダリスト高橋尚子氏も指導した経歴を持つ、高橋監督の下、レベルアップを目指す。