世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ」のシカゴで、大迫傑(27=ナイキ)が2時間5分50秒で3位だった。設楽悠太(Honda)がつくった2時間6分11秒の日本記録を更新し、日本実業団連合による報奨金1億円を手にした。

優勝はモハメド・ファラー(英国)で2時間5分11秒だった。

早大時代の恩師で、住友電工の渡辺康幸監督が大迫の日本新記録についてコメントした。

「湿度が高かった分、今年の東京よりコンディションは悪かったと言える。力が付いた証拠。東京五輪のメダルを現実的に狙えると胸を張って言えるだろう。日本記録更新の期待が懸かる中で、結果を出した。次の走りにもつながった」。