4月のボストンマラソンを制した川内優輝(31=埼玉県庁)は2時間16分26秒の19位。スタート前には最前列で紹介されるなど「世界のカワウチ」として期待されただけに、序盤から遅れたレースを振り返り「恥ずかしい」と話した。

夏場の猛暑で思うような走り込みもできず「練習通りという感じです」。雨と風という過酷な条件は「そんなにきつくなかった。こういうコンディションは好き」と言ったが、結果は出せず。「他の選手がいいタイムを出す中で、力が出せなかった。練習環境を変えないとダメ」と、市民ランナーの限界を口にした。