住友電工陸上部は6日、大阪市内で会見を開いて、来春から入社する男子短距離の多田修平(22=関学大)永田駿斗(22=慶大)、1日付でANAから移籍した小池祐貴(23)が出席した。

多田は、大東大の佐藤真太郎コーチに師事して、拠点を関西から関東に移す。「佐藤コーチは自分の悪いところを的確に言ってくれる。東京オリンピック(五輪)でファイナル、リレーで金メダルを目指す」と口にした。ジャカルタ・アジア大会男子200メートル金メダルの小池は「エネルギーを100%陸上に注ぎたいという意識に至った」と移籍の理由を説明。ともに都内のナショナルトレーニングセンターで練習を行う予定で、同部の渡辺監督は「化学反応を楽しみにしている」と口にした。