中41日のラストチャンスに懸ける。陸上のワコールは28日、大阪国際女子マラソン(27日)で転倒し、途中棄権となった福士加代子(36)が名古屋ウィメンズ(3月10日)への出場を前向きに検討すると発表した。この日、京都府内でMRI検査を受け、両膝、右前額部、右肘の打撲と診断された。骨に異常はなく、全治1週間の軽症だった。

名古屋ウィメンズでは20年東京五輪の代表選考レース「マラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)」(9月15日)の権利獲得を狙う。MGC有資格者を除く日本人3位以内の2時間28分0秒以内、同6位以内の2時間27分0秒以内でMGCの切符を獲得できる。5大会連続となる五輪出場を最後まで諦めない。