20年東京オリンピック(五輪)の男子マラソン代表(3枠)の2枠を懸けたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で優勝候補に挙げられながら3位に終わった大迫傑(28=ナイキ)が17日、日本テレビ系「スッキリ」に出演した。ナイキの厚底ピンクシューズで登場すると、現在の心境を語った。

3位に終わり、今大会での五輪代表切符を逃したが「ダメージは残っている」とまだ疲労は隠せなかった。当日のレースで設楽が独走したことに「予想はしていた。気象条件を考えて落ちてくると」と冷静だったと明かした。

今後はMGCファイナルチャレンジの指定3大会で、自らの持つ日本記録2時間5分50秒を更新する選手がいなければ代表権を得る。大迫が3枚目の切符に最も近いことは間違いないが「緊張感の続く半年になる」と話した。