陸上の福島NO・1を決める舞台が開幕した。男子は800メートルで福島東・鈴木諒(2年)が、1分55秒29の自己ベストで優勝。5000メートルでは学法石川・吉田凌(3年)が高校初Vを飾り、同校が1~5位を独占した。女子は800メートルで福島大・中村美宇(3年)が2分10秒10で2連覇。3段跳びは筑波大・山下桐子(3年)が12メートル23で頂点に立った。

学法石川出身で中大を今春卒業した田母神一喜(22=阿見AC)が、昨年5月以来1年3カ月ぶりにトラックレースに臨んだ。

オープン参加で男子800メートル予選のみ出場し、1分52秒04で1着。「トラックをしばらく離れていたが、地元で走る特別なレースで気持ちよく走れた」。10月の日本選手権に向け「チャレンジしていきたい」と言葉に力を込めた。