今季に女子1500メートルと3000メートルの日本記録を塗り替えた田中希実(21=豊田自動織機TC)は女子5000メートルに出場し、15分22秒39だった。

前半から果敢に前へ。マーガレット・アキドル(開志国際高)と2人で、集団を置き去りとした。その後は競り合いが続いた。ラスト1周で競り負けた。15分16秒75のアキドルに続く、2位だった。

昨秋の世界選手権(ドーハ)女子5000メートル決勝では15分0秒01をマーク。すでに東京五輪の参加標準記録を上回っており、12月4日の日本選手権(大阪)で優勝すれば、東京五輪の代表に決まる。