東京オリンピック(五輪)男子3000メートル障害7位入賞の順大・三浦龍司(2年=京都・洛南)が、2区(11・1キロ)で10人抜きの快走を披露し、トップに立った。

昨年は1区でトップだった。「去年よりも少し距離が伸びたが、ラストをしっかり切り替え、自分の役割を果たせた」と笑顔を見せた。

首位から20秒差の10位でたすきを受け取ると、スローペースで進んでいた先頭グループにすぐに追い付いた。一時は11チームがひしめき合う大きな先頭集団となったが、まずはその中でじっくり力をためて機をうかがう。残り1キロ付近の木曽川大橋でスパートを掛けて抜け出し、2位法大に10秒差のリードをつけて先頭でたすきを渡した。

10月の出雲駅伝には出場しなかったが、伊勢路でしっかり力を示した。