青学時代に箱根駅伝で「山の神」として活躍した神野大地(28=セルソース)が2時間9分34秒で2位に入った。

ケニア出身のドミニク・ニャイロ(24=NTT西日本)と最後にトラック勝負となり、ほぼ同時にゴールした。同タイムだったが、惜しくも優勝は逃した。

それでも「日本人1位で2時間10分以内」との条件をクリアし、2024年パリオリンピック(五輪)マラソン代表選考会「グランドチャンピオンシップ(MGC)」出場権を獲得した。大会前の会見では「プロになってから目標に遠い結果が続いている。マラソンランナーとしての一歩を防府で進められたら」と意欲を見せていた。

川内優輝(34=あいおいニッセイ同和損保)が2時間10分11秒で3位。ドミニク・ニャイロが2時間9分34秒で優勝した。