男子マラソン日本記録保持者鈴木健吾(26=富士通)が2時間5分28秒の日本人トップ4位でゴールした。

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レース後には涙を浮かべ、「昨年に日本記録を出してから1年間苦しかったけれど、今日で乗り越えられたかなと思う」と話した。

自身が昨年2月にびわ湖毎日マラソンでマークした2時間4分56秒には及ばなかったが、途中まで日本記録を塗り替えるペースで快走。「今回は状態もあまりよくなかった。キプチョゲ選手にチャレンジして前で走りたかったけれど、しっかり日本人トップで世界選手権の権利を取ることを重視した」と振り返り、「世界選手権の代表内定をもらえれば、そこに向けてしっかり準備して、世界の強い選手に挑戦したい」と次を見据えた。