【ユージン(米オレゴン州)=佐藤礼征】米国初開催となる世界選手権(日本時間16日未明開幕)に向けて男子マラソン代表の3選手が14日、米オレゴン州で行われた会見に出席した。

日本記録保持者の鈴木健吾(富士通)は「昨年1年間は、日本では追われる立場だったが、世界大会では強い選手にチャレンジできる。表彰台が理想だけど、謙虚に入賞を目標にしたい」と意気込んだ。

星岳(コニカミノルタ)は5月末から米国に入り、高地トレーニングで練習に励んできた。「いい形で走りを終えられるようにしたい。その結果8位(入賞)をたぐり寄せられるようにしたい」と話した。

西山雄介(トヨタ自動車)は「陸上人生においての目標の大会だった。8位入賞以上と自己新記録が目標。世界の強い選手ばかりなので、自分自身もチャレンジしていきたい」と語った。

男子マラソンは大会3日目の日本時間17日午後22時15分に号砲となる。