日本陸連の山崎一彦委員長が「過去最高の布陣」と語るほどの実力者がそろった女子マラソン(18日午後10時15分スタート)だったが、まさかの不運に見舞われた。

エースの一山麻緒(資生堂)に続き、新谷仁美(積水化学)まで新型コロナウイルに感染し、欠場することになった。

残る選手は松田瑞生(ダイハツ)のみ。元気印で気持ちの強いランナーは、アフリカ勢らにどこまで食い下がれるか。東京五輪で8位入賞した一山に続く入賞を目指し、持ち前のド根性で走る。

男子走り高跳びは決勝(19日午前9時45分)が行われ、真野友博(九電工)が出場。決勝進出13選手の中で、今季ベストで見れば真野の2メートル30センチは3位タイ(5人並び)。自己記録(2メートル31センチ)更新なら上位進出の可能性がある。

また、男子200メートルでは予選(19日午前9時5分)が行われ、100メートルで自己記録9秒98の小池祐貴(住友電工)に加え、上山紘輝(住友電工)飯塚翔太(ミズノ)が登場する。