駒大が9年ぶりに出雲路を制し、悲願の大学駅伝「3冠」に向けて前進した。

大八木弘明監督は「いろいろな人たちに助けられた。子供たちがよく走ってくれた」。感謝とねぎらいの言葉を口にした。

出雲、全日本、箱根の3冠制覇を目標に掲げる。「初戦を落とせば3冠はない。スピードが必要な出雲は関門だったが、選手たちがしっかり勝ってくれた。これで今年の目標の3冠に1歩前に進めたかな」とうなずく。

「ここに入るまで田沢の体調が良くなかったり、(故障に苦しんだ鈴木)芽吹の不安もあったが、こうして選手たちが頑張ってくれた。勝ってくれてほっとしている」と目を細めた。

【出雲駅伝】駒大、大会新で4度目V 田澤廉ラストイヤー悲願3冠へ前進/詳細&順位変動グラフ