6区(12・8キロ)で中大の吉居大和(3年)が37分1秒の区間新記録をマーク。従来の記録を11秒更新した。

チームの順位を三つアップさせて6位でたすきをつなぎ、上位8チームまでのシード圏内に押し上げた。「エースとして、チームに少しでも貢献したいと思ってた。区間賞を取れてほっとしている」とうなずいた。

当日の選手変更で6区に起用された。「昨晩まで本当は走らない予定だった。昨日やっと状態が上がってきて、(当初エントリーされていた)東海林には申し訳ないけれど代わってもらったという形」と明かした。

今年1月の箱根駅伝では1区で区間新記録を樹立。3年となった今季、10月の出雲駅伝でも1区を任されて区間賞を獲得した。大学屈指のスピードランナーが、この日もさすがのパフォーマンスを披露した。