東京国際大のケニア人留学生イェゴン・ヴィンセント(4年)が、4区(20・9キロ)で8人抜きし、区間新記録を樹立した。最後の箱根路を1時間0分0秒で駆け抜け、20年の吉田祐也(青学大)の記録を30秒も更新した。

1年時の3区(21・4キロ=59分25秒)、2年時の2区(23・1キロ=1時間5分49秒)に続き、異なる3つの区間で新記録樹立という史上初の偉業を達成した。

レース後には日本語でインタビューに応じ、「ありがとうございます。勇気を持って走った。(箱根には)いい思い出がある」とかみしめた。

驚異的な走りを受け、ツイッターでもヴィンセントをたたえる投稿が相次いだ。「衝撃どころじゃなくて破壊」「ワールドクラスの異次元のペース」「1人だけ2区のような追い抜き人数なんだよwww」など、“最強留学生”の爆走に驚きの声が上がっている。

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