往路3位に終わった青学大の原晋監督はレース後、5区を予定していた前回5区3位の若林宏樹(2年)が体調不良のため、前日の朝に急きょ6区を予定していた脇田幸太朗(4年)に変更したことを明かした。

5区は駒大と同タイムでスタートしたが、結果的に往路優勝したライバルの駒大に2分2秒の大差をつけられた。

「箱根駅伝はのぼりと下りが大事だと思っていた。12月に入って順調だっただけに残念です」と原監督。それでも「その中でも大崩れはしなかった」と、突然の指名にも最後まで粘り強く走り抜いた脇田を評価した。

往路優勝で総合連覇へ勢いをつけたかったが「常に番手が後ろだった。主導権を握れなかった」。それでも連覇をあきらめてはいない。「(2区)近藤と(4区)太田の走りには感動した。箱根駅伝は何が起きるか分からないので、最後まであきらめずにやっていくしかない」と自らにも気合を入れていた。

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