5月5日のこどもの日にJA全農チビリンピックが神奈川県の日産スタジアムで開催された。

50メートル走小学校1年生の部では、千葉県から参加した森田怜央那(れおな)さん(6)が予選から他を寄せ付けぬ走りを見せ、見事優勝した。

2歳の頃からランバイクで遊び、今では毎日縄跳びも1000回跳ぶという怜央那さん。4月に入学した小学校の休み時間では、毎日のように鬼ごっこをしており、「走ることが好き」と笑顔で話す。

怜央那さんは予選で8秒79と、予選で唯一の8秒台をマーク。決勝でも8秒53でゴールし、予選から圧倒的なスピードで王座を手にした。

怜央那さんの父宗次さん(45)は「普段からとにかく明るく元気」と怜央那さんの日々の様子を語る。

野球をしていたという宗次さんの影響から、「将来の夢は野球選手」と話す怜央那さん。来年も出場したいかという質問に、怜央那さんは、「来年もチビリンピックで優勝したい」と力強く語った。【黒須亮】