第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(来年1月2、3日)の区間エントリー29日に発表され、史上初の2季連続3冠に挑む駒大の布陣が決まった。

1区には白鳥哲汰(4年)を置き、各校のエースが集う2区は主将の鈴木芽吹(4年)が担う。

3区には箱根デビューとなる佐藤圭汰(2年)を起用。先月の八王子ロングディスタンスの1万メートルで19年ぶりのU20(20歳未満)日本記録となる27分28秒50で日本人学生歴代2位をマーク。本人は1区を希望する発言もあったが、後続を引き離したい区間で快走をにらむ。

山上りの5区には金子伊吹(4年)が入った。昨年大会で区間4位の走りをみせた山川拓馬(1年)は補員に入っている。

復路の9区には戦列復帰して復調気配の花尾恭輔(4年)が名を連ねた。

当日変更が可能な補員には27分38秒66の自己記録を持つ篠原倖太朗(3年)も置き、盤石の布陣をそろえた。

10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝で圧勝し、3冠王手で挑む今大会。優勝の大本命は、4月にヘッドコーチから昇格した藤田敦史監督(47)のもと、「史上最強チームへの挑戦」をテーマに掲げ、過去1校も成し遂げていない快挙を目指す。

<区間エントリー>

1区 白鳥哲汰(4年)

2区 鈴木芽吹(4年)

3区 佐藤圭汰(2年)

4区 小山翔也(1年)

5区 金子伊吹(4年)

6区 帰山侑大(2年)

7区 赤津勇進(4年)

8区 赤星雄斗(4年)

9区 花尾恭輔(4年)

10区 吉本真啓(3年)

<補員>

安原太陽(4年)、小牧波亜斗(3年)、篠原倖太朗(3年)、庭瀬俊輝(3年)、伊藤蒼唯(2年)、山川拓馬(2年)

【箱根駅伝・往路】駒大、史上初の2季連続3冠なるか 1月2日8時号砲/速報します