バスケットボール男子ワールドカップ(25日開幕、沖縄など)の公式練習が23日、沖縄アリーナで行われた。

日本の川真田絋也(25=B2滋賀レイクス)は赤く染めた髪の毛を揺らし、シュート練習などに取り組んだ。20日の国際強化試合オーストラリア-スロベニア(有明アリーナ)を観戦後に染め直したそうで、「『赤にしてください』って言いました」。

インターネット上では、マンガ『スラムダンク』の主人公、桜木花道を連想するとの声がある。川真田もそのことは把握しているそうだが、「桜木花道とか言われていますけど、僕的にはジャパンの赤」と説明。「自分も染めるのは好きなので気合は入る。みんなが『赤色や』と、わいわいしてくれた。盛り上がってくれたらいいなと思っている」と笑顔で話した。

桜木花道のようにリーゼントにするプランについて問われると、「(桜木を)目指しているならこれも(バリカンで)うぃーんってやったんですけれど、あくまでジャパンなんで。あとはいつも通り、ちょんまげ作ってやると思います」。

Bリーグのシーズン中、川真田は所属先のチームカラーである青に染めていた。その後は「色落ちしてしまった」ため、国際強化試合は金髪でプレー。2日のニュージーランド戦後にヘアスタイルについて話題が及んだ際、「W杯で何かやろうとは思っているけれど、できなかったら申し訳ないので…」と、遠慮がちに予告していた。