バスケットボール男子W杯が今日25日、日本(沖縄)、フィリピン、インドネシアの3カ国で開幕する。強敵がそろうE組に入った日本(世界ランキング36位)は、同日の開幕戦で強豪ドイツ(同11位)と対戦。27日にフィンランド(同24位)、29日にオーストラリア(同3位)とぶつかる。

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英国の老舗ブックメーカー、ウィリアム・ヒルの優勝オッズは米国(世界ランキング2位)が1・83倍で断然の1番人気。今大会はスーパースターは不在だが、次世代を担うNBAの有望若手選手で構成される。

2番人気はフランス(同5位)で8・5倍、3番人気はカナダ(同15位)で9倍。前回優勝のスペイン(同1位)は11倍で、日本と同組のオーストラリア(同3位)と4番人気で並ぶ。

さらにスロベニア(同7位)が13倍、セルビアが15倍で続く。日本と同組のドイツは(同11位)は21倍で、フィンランド(同24位)は151倍。

日本の優勝オッズは201倍。パリ五輪切符を争うアジアのライバルでは、フィリピン(同40位)が251倍、中国(同27位)が501倍となっている。

最低人気はアンゴラ(同41位)、ヨルダン(同33位)、エジプト(同55位)、南スーダン(同62位)、カーボベルデ(同64位)の5カ国で1001倍。

1次リーグE組の勝ち抜けオッズはオーストラリア1・57倍、ドイツ2・75倍、フィンランド10倍、日本は21倍で、上位2チームが抜けた評価となった。

(オッズは日本時間25日午前10時現在)