沖縄などで開催されているバスケットボール男子ワールドカップ(W杯)でフィンランド戦で歴史的勝利を収めた日本が28日、1次リーグ最終戦のオーストラリア戦に向けて沖縄市内の施設で調整した。

世界ランキング36位の日本に対し、東京五輪銅メダルのオーストラリアは同3位。前日のフィンランド戦で逆転劇に貢献した河村勇輝(B1横浜BC)は、「明日勝てばパリ五輪出場権がほぼ決まる。それを目指して頑張りたい」。五輪切符獲得には、アジア勢で最上位になることが条件となる。

世界の強豪と中1日での対戦が続く今大会。疲労具合について尋ねられると「何かしら疲れやトラブルあるのは承知のうえで戦っている。それは日本だけでなく、どの国もある問題。それを乗り切ってこそ本当の強さ」ときっぱり。「きのうみたいなビッグゲームをすると、興奮して寝られなくなったりすることはあること。トレーナー陣としっかり話し合いながら、昼寝をしっかり取るとか、そういうところで身体を整えていければ」と話した。