冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で中井亜美(18=TOKIOインカラミ)は着氷が乱れた。その後もジャンプでミスが重なり、本来の力を発揮できない。それでも、終盤のステップでは観客の手拍子に背中を押され、最後まで滑り切った。

中井は4日のSPでは、ノーミスの演技で日本歴代3位となる80・27点をマークし、首位発進。同学年でSP2位の島田麻央と、シニアの国際大会で初めて顔を合わせた。わずか1・43点差で迎えたフリーだったが、逆転を許し、表彰台にも届かなかった。

最終滑走の重圧もあった。「少し難しい雰囲気だった。その中でも楽しんで演技はできたと思います」と振り返った。練習で好調だったトリプルアクセルを決められず、「正直悔しい」と唇をかむ。それでも、「今後は大きな舞台で決められるように、しっかり調整していきたい」と巻き返しを誓った。