ツアー通算3勝目を挙げたO・サタヤ(33=タイ)は88年のツアー制度施行後、初となる繰り上がり出場からの優勝に「自分でも信じられない」と素直に喜びを表現した。

 18ホールのうち、13ホールに池やクリークがある難コースで、ボギーなし、8バーディーを奪って64の好スコアをマーク。「本当にウエッジの調子が良かったです」。14年3月のダイキン・オーキッド・レディース以来、約3年7カ月ぶりのツアー優勝を素直に喜んだ。

 今年は賞金シードから陥落し、ステップアップツアーの出場が中心。レギュラーツアー出場は5戦目だった。サタヤは「ウエーティングからの出場だったので自分に期待していなかった。レギュラーツアーでプレーすることがうれしいだけだった」と無欲の優勝だったことを明かした。