稲見萌寧(21=都築電気)が脅威の「61」をマーク、11年サントリーレディース最終ラウンドでキム・ヒョージュ(韓国)が記録した18ホール最少ストロークの国内女子ツアー記録に並んだ。

この日はスタート3連続バーディーで始まり、5、7番、そして9番から7連続、17番も決めて、18ホール最多バーディーのツアー記録を2打更新する「13バーディー」を量産。ボギーは2個で11アンダーとした。

稲見は現時点で2位永井花奈、西村優菜らの5アンダーに6打差をつけてトップを独走。今大会は36ホールの短縮競技で23日が最終ラウンドという短期決戦。20-21年シーズン6勝目へ、まっしぐらだ。

〈稲見の記録〉

▼18ホール最少ストロークタイ記録61

12年サントリーレディース最終ラウンド(R)でキム・ヒョージュ(当時アマ、韓国)が記録。

▼18ホール最多バーディー新記録13個

過去最多は11個で具玉姫(03年ダイキン・オーキッドL)森田理香子(10年IDC大塚家具L)諸見里しのぶ(当時アマ、05年中京テレビ・ブリヂストンL)キム・ヒョージュ(12年サントリーL)蛭田みな美(19年CAT・L)申ジエ(19年デサント東海クラシック)が記録。 ※最多連続バーディー ツアー記録は諸見里しのぶ、成田美寿々の8連続で1ホール及ばず。