石川遼(29=CASIO)がカットラインから7打差の予選落ちで、五輪出場が絶望的になった。

第2Rはバーディーなしの76。「悔しい気持ちでいっぱい。本当にミスが多すぎた。アイアンショットはやってきたことが出せなかった。技術不足」。47インチの長尺ドライバーを投入したが、フェアウエーキープ率は28・57%だった。

◆男子ゴルフの東京五輪代表選考 全米オープン後の6月20日付の世界ランキングに基づく、五輪ランキングで出場60人が決まる。各国上位2人に出場権が与えられ、同ランキング15位以内に3人以上いる国は、最大4人まで出場できる。現在の世界ランキングで日本勢は、トップの松山が15位、2番手の星野が78位。3番手で85位の金谷、4番手で130位の今平は今週試合がなく、前週までに代表入りの可能性が消滅。145位の石川、336位の浅地は、全米オープン上位進出で、わずかに星野を逆転する可能性があったが、予選落ちで消滅した。