佳境を迎えた東京五輪代表争いで“圏内”2番手の稲見萌寧(21=都築電気)は通算1アンダーで41位だった。

ライバルで3番手・古江彩佳が48位に終わったため、代表の行方は“最終戦”アース・モンダミンカップ(24日開幕)の結果に持ち越された。

「オリンピック(の代表争い)は来週で最後ですけど、やっぱりオリンピック(代表を決めたい)というより、ツアーが10何試合もあるので、そのうちの1つの大きな試合ということで、もちろん上位を狙って頑張りたいと思います」。アース・モンダミンカップは賞金総額3億円、優勝5400万円というツアー史上最高額トーナメント。五輪代表争いの正念場というより、今季最大のビッグマッチとの感覚で臨むことになりそうだ。