国内女子ゴルフツアーは3日、ダイキン・オーキッド・レディース(沖縄・琉球GC)で開幕する。コロナ禍が長引いているものの、観客は1日あたり3000人が目安と、昨年の1000人から増やして開催する予定。熱戦が期待される今年の注目選手を紹介する。

プロデビューの昨季4勝を挙げた西村優菜(21)は22年の目標を「22年は挑戦の1年にしたい。優勝は複数回、3回はしたい。海外のメジャーに出場できるよう、ロレックスランキングも上げていきたい」と明確に話した。

コロナ禍の影響で20、21年の統合シーズンとなった昨季は、20年11月の樋口久子・三菱電機レディースで勝みなみを6打差から大逆転で初優勝。21年はワールド・サロンパス・カップで初の国内メジャー制覇など3勝。賞金ランクも5位に入る好成績を収めた。

賞金ランク2位の古江彩佳や、安田祐香らと同じミレニアム世代の実力者として注目されてきた。身長150センチと女子プロの中でも小兵。ドライバーの平均飛距離も230・76ヤードで全体の64位と飛ばないが、卓越したコースマネジメントと安定感で、劇的な優勝も多かった。「体が小さくてもプロで活躍できることを示したい」という強い意志で実績を積み上げてきた。

活躍が認められ、保険王手の住友生命とスポンサー契約を締結。同社とともに社会貢献でタッグを組むことになった。22年シーズンの優勝やバーディー数などに応じた寄付などを行うもので、昨季全体2位のバーディー数551個を誇る西村には、大きなモチベーションとなる。

オフは合宿でスイングや体力強化に取り組んだ。将来の目標として「米メジャーでの優勝」を掲げ、今季はその前段として国内で成績を残して米メジャー出場もねらっている。女子ゴルフ界の小さな巨人から今季も目が離せない。