昨年、国内女子ツアーで5勝を挙げ、史上最年少で年間女王に輝いた山下美夢有（21＝加賀電子）が6日、昨年度のメルセデス・ランキング1位で出場資格を持つ米ツアーメジャー初戦の「シェブロン選手権」（20日開幕）を欠場する意向を示した。
同じく、3月20日時点でのロレックスランキング40位以内で出場資格を持つ稲見萌寧(23＝Rakuten）も欠場。ともに、国内ツアーに専念する。
山下はこの日、国内女子ツアーの富士フイルム・スタジオアリス女子（7日開幕、兵庫・花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコース）のプロアマに参加後、取材に対応。「日本ツアーを優先します。サロンパスで2勝目を挙げたい」と話し、「シェブロン選手権」と5月4日に開幕する国別対抗戦「インターナショナルクラウン」にも参加しないことを明かした。
また、今大会については「調子は悪くない。セッティングが難しいのでノーボギーでいきたい。グリーン上も難しいと思うので考えながらやっていきたい。地元関西の試合は落ち着きますね」と、今シーズン初勝利に意欲を見せた。
