ベテラン谷原秀人(44=国際スポーツ振興協会)が今季2勝目、ツアー通算19勝目を飾った。
首位と3打差で出て、5バーディー、ノーボギーの67をマーク。通算18アンダーで逆転した。14年大会では宮本勝昌とのプレーオフに敗れており「この輪厚で勝てたということがめちゃめちゃうれしい。まさかですね」と笑った。
大きく曲げないショットの安定性に加えて、勝因の1つは得意のパターにあった。元々パターの名手として知られてはいるが、今年も好調で平均パット1・6875の数字はツアーで2位。この日、前田光史朗と17アンダーで並んでいた17番パー5。勝負どころで約6メートルのバーディーパットを沈め、一打抜け出し勝利をたぐり寄せた。「今週ずっとパッティングが非常にさえていたので、そういうのもあってラインも読めていた」と冷静だった。
今季の国内ツアーでは、賞金ランキングトップを走る中島啓太や、蝉川泰果をはじめ、若手の台頭が目立ってきた。「今の若手の選手にも刺激を受けているというのは、頑張れている要因かなと思う」。6月のプレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品に続く今季2勝目。「また3勝目を目指して秋の陣、若手を痛めつけようかな」とジョークを飛ばし、観客を笑わせた。44歳のベテランはまだまだ健在だ。

