吉村真晴(21=愛知工大)石川佳純(22=全農)組が、国際ペアの世界ランク2位、許■(中国)、同21位の梁夏銀(韓国)組に0-4(7-11、8-11、4-11、6-11)で完敗し、銀メダルに終わった。

 勝てば69年ミュンヘン大会の長谷川信彦、今野安子組以来、46年ぶりの頂点だったが快挙達成はならなかった。

 試合を終えた石川は悔しさと喜びと入り交じった複雑な心境だった。「悔しいですね。決勝まで来ることができたのは、いい経験になりました」と唇をかんだ。それでも38年ぶりの決勝、銀メダルには感慨深い様子。「38年ぶり? うれしいです。すごく自信になりました」と淡々と言葉をつないだ。決勝の舞台は完敗となった。「相手の中国の選手がすごくパワーがあった。もうちょっと先手を取りたかったけど…」と敗因を冷静に振り返っていた。

※■=日ヘンに斤