世界ランク20位の橋本由衣(25=NTT東日本)が、世界女王からの「金星」を惜しくも逃した。

 14年、15年の世界選手権を制した世界ランク2位のカロリナ・マリン(22)に第1ゲームを29-27で粘り勝った。第2ゲームは15-21と圧倒されたが、第3ゲームでは11-15から5連続得点で逆転する場面もあった。最後はミスなども重なり18-21。「ホームでやるのにボコボコにされる不安もあった。接戦が出来ればいいなあと思っていましたが、ここまで出来るのだったら、もっと自分に自信を持って勝ちたかった」と悔しい表情を見せた。今年6月のインドネシアオープンではマリンを破って準優勝した経験もある。「今後、これを生かして上の選手に絶対勝つつもりでやっていきたい」と決意した。