25大会連続25度目の出場となった石見智翠館が、初の準決勝進出を果たした。

 関西学院を相手に前半は5-5で折り返した。後半に5-8と一時リードされてから、一気に爆発。CTB仁熊(にぐま)秀斗(2年)が鋭い突破で相手の守備ラインを切り裂いて、主導権を握った。チームで4トライを挙げて、相手を突き放して勝利を手にした。

 安藤哲治監督(42)は初の4強に「感慨深いものがある。ほっとしています。後半にリードされて、より攻撃のスイッチが入った。(仁熊が)流れを変えてくれた」とほめていた。

 7日の準決勝では桐蔭学園と対戦する。