69大会ぶり花園勝利で2回戦に駒を進めた山口が、松山聖陵(愛媛)の前に敗れた。

 開始早々に先制されながら、前半25分にキックパスから相手のミスもありトライを奪った。前半終了間際のワンプレーから点差を広げられ、後半も相手ペースで試合は展開。何とか2トライを奪って粘ったが、地力に勝る松山聖陵に及ばなかった。

 中江洋平監督(54)は「完敗です。個々の接点で負けていた」と勝者をたたえた。また、歴史を塗り替えた山口フィフティーンには「よくやってくれた。堂々と胸を張ってほしい」と健闘をたたえた。